住宅リフォームにかかる費用はどれくらい？大まかな相場を確認しよう！

長く住んでいると、あちこち壊れてきたり、住みにくくなってきます。そうなると「住宅リフォーム」のタイミングです。住宅リフォームをすると、家が住みやすくなります。では、住宅リフォームの費用はどれくらいかかるのでしょうか。今回は、住宅リフォームにかかる費用・大まかな相場について詳しくご紹介します。

住宅リフォームにかかる費用の内訳

住宅リフォームにかかる費用の内訳とはどんなものでしょうか？こちらで詳しくご紹介します。

①人件費

1つ目は、人件費です。人件費は、人工（にんく）ともいいます。人工とは、一般的な大工さんや塗装屋さんなどの職人さんが、1日でできる仕事量のことです。たとえば、職人さんが2日かかる作業量は、二人工になります。住宅リフォームでは、人件費のことを人工数で表します。

➁材料費

2つ目は、材料費です。住宅リフォームをすると材料が必要になります。ボード・下地材・フローリング・クロスなどの材料費が発生します。

➂設備費

3つ目は、設備費です。住宅リフォームでは、次の設備が必要になります。

①キッチンをリフォームする場合：コンロ・シンク・システムキッチン・フード・換気扇
②トイレをリフォームする場合：便器・タンク・換気扇
③浴室をリフォームする場合：ユニットバス、または浴槽・水栓・鏡

④プラン作成費

4つ目は、プラン作成費です。プラン作成とは、設計図面を作成することです。設計図面をもとに、住宅リフォームは行われます。

設計図面は、次の流れで作成されます。①初回の打ち合わせをもとに、設計図面を作成する②お客様に設計図面を確認してもらい、OKをもらう③設計図面をもとに、見積りを作成する④お客様に見積りを確認してもらい、OKをもらう⑤業者は住宅リフォームを開始する

⑤処分費

5つ目は、処分費です。住宅リフォームをすると、大量のゴミが発生します。次のゴミが処分されます。①既存の内装の解体物②新規の材料の不要物③材料・設備からでた包装材④作業の時にでたゴミ⑤住宅リフォームをきっかけに、お客様が捨てて欲しいゴミ

⑥諸経費

6つ目は、諸経費です。諸経費とは、①～⑤に入れられなかったものすべてです。次のものが諸経費になります。①養生費②材料・設備・人の運搬費③現場監督費④公的な書類の作成や手数料⑤その他

住宅リフォームのおおまかな相場

こちらでは住宅リフォームのおおまかな相場についてご紹介します。①屋根工事：50万円～➁外壁工事：50万円～➂キッチン：30万円～④トイレ：10万円～⑤浴室：50万円～

⑥洗面所：20万円～⑦玄関：30万円～

リフォーム費用の増減に影響するポイント

住宅リフォームをする時に、リフォーム費用の増減に影響するのはどんなポイントでしょうか？こちらで詳しくご紹介します。

①既存設備の使用不使用

1つ目は、既存設備の使用不使用です。一般的に、住宅リフォームの時の既存設備は、解体後処分されます。まだ使える既存設備であれば、もう1度取り付けて使うことができます。既存設備を使うことでリフォーム費用を減らすことが可能です。また既存設備を使わないことでリフォーム費用を増やすこともできます。

➁新規設備の変更

2つ目は、新規設備の変更です。一般的に、住宅リフォームの時は新規設備が設置されます。ところで新規設備のグレードを上下すると、リフォーム費用の増減に影響します。最初の予算よりもグレードを下げれば、リフォーム費用は安くすることが可能です。

逆に最初の予算よりもグレードを上げれば、リフォーム費用が高くなります。

リフォーム費用を安く抑えるためには？

リフォーム費用を安く抑えるためにはどうすればよいのでしょうか？こちらで詳しくご紹介します。

①補助金を利用する

1つ目は、補助金を利用することです。現在、日本にはさまざまな補助金があります。補助金を利用することで、かなり安く住宅リフォームをすることができます。おすすめの補助金は次のとおりです。①長期優良住宅化リフォーム推進事業②グリーン住宅ポイント制度③既存住宅における断熱リフォーム支援事業④次世代省エネ建材の実証支援事業

補助金は、毎年新しい制度が作られています。専用サイトで探すことで、自分にぴったりの住宅リフォームの補助金を見つけることができます。

➁減税制度を利用する

2つ目は、減税制度を利用することです。住宅リフォームをすることで、減税することができます。

所得税を安くできる控除は次の通りです。①住宅特定改修特別税額控除②特定増改築等住宅借入金等特別控除③住宅耐震改修特別控除④住宅特定改修特別税額控除⑤特定増改築等住宅借入金等特別控除

所得税とは収入にかかる税金のことです。控除とは、税金が課税される前に引かれる項目のことです。また、所得税以外にも住宅リフォームをすることで、減税される税金があります。

まとめ

今回は、住宅リフォームにかかる費用・大まかな相場についてご紹介しました。住宅リフォームをすると、結構なお金がかかります。また、グレードを上げれば上げるほどリフォーム費用が上がります。もし住宅リフォームをできるだけ安くしたいときは、住宅リフォーム業者比較サイトをご覧になることをおすすめします。本記事が、住宅リフォームにかかる費用・大まかな相場について詳しく知りたい人に届けば幸いです。